風は平等に吹く
目の不自由な人、耳の不自由な人、寝たきりの人、あらゆる人がその風邪を肌で感じている。
北アルプスから吹く風は、春は心地よく優しい風が吹き、夏は暑い情熱の風が吹き、秋は木枯らしが舞う哀愁を感じさせる風が吹き、冬は厳しい寒さの風が吹く。
この四季折々に吹く風は人間の感情の移り変わりにどこか似ている。

福祉を必要とする人に北アルプスの風を吹かして欲しい。そして、たくさんの風を感じてもらいたい…
北アルプスの風を送り届ける私たちは、ひとりひとりの風を詠み、風に逆らわず、その贈り物に感謝しながら、暮らしやすい地域をつくりたい。

介護の専門職として働いている私たち。いつの間にか業務優先。機械的な支援で行ってしまう。
介護は、科学的な根拠に基づく非常に奥深い世界観が求められる。
介護に携わる私たちは「学ぶ力」「考える力」を養う機会を設け、利用者の望む生活の実現に向けて支援できる人材に成長していかなければならない。

このページは各施設で営まれている生活の中で、利用者と介護職の関りを通して「介護の魅力」と感じるエピソードを紹介します。
皆さんも今一度、自分の介護を見つめ直す機会を作り、法人理念「はじめに利用者ありき」のもと、利用者の望む生活の実現に向けて努力してまいりましょう。

日常の魅力報告書

職員の介護魅力エピソード